

カレーの思い出
誰でもそうだが子供の頃からカレーが大好きだった。外で遊んで帰って来て家からカレーの匂いがしたなら小おどりしたものだ。昔はまだバーモンドカレーとかもなくて、もっぱらオリエンタルカレーが普通だった。とにかく何でもうまかった時代だ。なもちゃんウインナー1本でご飯2膳くらい食べてた。その後、高校生の頃、某JAZZ喫茶「◯ルミネ」でよくカレーを食べていた。すんごく旨かったのだが後で広田君に聞いたら「あれはボンカレーにタバスコを入れただけ。」と言われてショックだった。東京に出て初めて新宿中村屋でカレーを食べた時は感銘を受けた。めちゃくちゃうまかった。なので嫌いだった福神漬もらっきょうも全部平らげた。その後新宿プラザの左隣のインドカレー屋にも通った。その頃からイギリス経由の小麦粉カレー、言い換えればホテルのカレーと本格的なインドのスパイスカレーの違いがわかり出した。どっちもうまいのだがご家庭用のカレールウではインドカレーは作れないのもわかった。10年以上前は何種類かの市販のカレールウを混ぜて、そこに隠し味とか言ってソースや醤油やケチャップやチョコやコーヒーやカ