

ででん!(おでん)
子供の頃、おでんと言えば「味噌おでん」いわゆる味噌田楽だった。なのでチビ太の持ってるヤツは謎だった。後で分かった事だが、アレが関東で言うところの「おでん」なのだ。飛騨で言えば「関東煮」だ。城山の喜多八で味噌おでんを買ってもらって皿まで舐めてたら、母ちゃんに「今はいいけど大きくなったらダメやよ。」と言われて、大人には成りたくないと思ったな。ところでAishaのででん!いろいろ試行錯誤してやっと「うんまく」なってきた。一番大事なことは「練り物」を煮過ぎないことだ。大根とコンニャクは下茹でしておいて、たっぷりの昆布と箸が立つほどのかつお節でとった出汁に、酒と少しの味醂と薄口醤油で味を付けた汁で煮込んでいく。ある程度煮たら火を止めて味を染み込ませる。ここもポイントだ。煮ればいいってもんじゃないのだ。だいたい85度から55度くらいが味が染みやすい。練り物はいつ入れるかと言うと、食べる直前に入れて温めるくらいがちょうどいい。いつかは練り物も自作したいものだ。 ところでお多幸。一度行ってみたいが機会が無い。僕の大好きな役者「殿山泰司」たいちゃんの実家が銀座お多