オタクのススメ

オタクが好きだ。

(でも自分は、いたって普通だと思ってはいるのだが。)

昔から、泉麻人やみうらじゅん

安斎肇やしりあがり寿‥etc

何かにこだわっている人が好きだ。

もちろん、タモリ倶楽部は全部撮ってある。

とにかく何かにこだわっている人がいい。

こだわっているものは

何でもいい。

何だかムッシュの唄

「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」

みたいだなぁ。

そう言えばゴロワーズ

潤ちゃんからもらって

吸ったなぁ。

パッケージの青がいいなぁ。

潤ちゃんもこだわってるなぁ。

シトロエン乗ってるし、

唄うのはボサノヴァだし、

いつもいろんな煙草を持ち歩いてるしなぁ。

昔、高山にも強者が3人いた。

一人はウケさん。

人生で一回も働いた事がない。

だけど何でも知っていた。

政治、経済からワインからチーズから。

でも、最後にはシュガーヒルのマスターに

一言いわれてめげるのだが‥。

「あんた食べた事あるんかいな。」ちゃんちゃん！

2人目は西田君。

とにかく辞書の様に何でも知っていた。

競馬辞典の馬もほとんど覚えていた。

競馬のゲームも100点でクリアしていた。

圧巻だったのは

僕が歌謡曲の事を語っていたら

「その曲の作詞、作曲、編曲、発売年月日は？」

と突然聞かれて、戸惑ってたら

それを全部言ってのけた。

当時の曲なら何でも言えるのだ。

JAZZのレコードなんか番号だけで話してたな。

3人めは、今神戸にいる「もくもくさん」だ。

この人も、何から話せばいいのか

わからないくらい逸話がいっぱいある。

放浪の旅の途中、飴をもらったので

一日一回なめてすぐに出し

紙にメモしていって

2週間楽しめた‥とか。

牛乳工場で働いてた時

給料を箱に入れて

「ご自由にどうぞ。」と書いて

廊下に置いて寮監に怒られた‥とか。

巷では、もくもくさんは20代の青年には

会わせるな！とか言われているな。

何だか強烈すぎて影響受けすぎるからなぁ。

ところで最近は

もっぱら岡田斗司夫三昧だ。

さすがオタキング！

深い深い！！

一枚の絵で何十分も楽しい話が続く。

自分ではわかったつもりでいた

「魔女の宅急便」や「千と千尋の神隠し」

「エヴァンゲリヲン」や「シン・ゴジラ」など

目からウロコが続いている。

これは当分楽しめそうだ。