鈴の音
不思議な事は突然起こる。
昔、父ちゃんが病床で
「琵琶が聞こえる。」と言った。
てっきり病人の幻聴だと思っていた。
が、父亡き後、自分も琵琶を聴いた。
よく晴れた昼下がり
床の間から突然それは鳴り出した。
ちゃんとした演奏だった。
壮大な曲だった。
今ならスマホで録音するのだが、
その時は、ただただ固まって聴いていた。
またもっと昔、まだ結婚してた頃、
みんなが寝静まった夜半、
突然耳元で囁かれた。
「今ついた、今ついた。」
鬼太郎の親父の様な声だった。
そしてピアノの上に置いていた
スペリオが鳴り出した。
ピィ〜スゥ〜ピィ〜スゥ〜
ただ゛鳴ってるだけ゛の気持ち悪い音だった。
空耳か幻聴だと思っていたら
隣の部屋で寝ていた子供が
「誰が笛吹いてるの?」と起きて来た。
確かに鳴っていたのだ!
西田君が亡くなった日、
夜、部屋の中を鈴が走った。
左から右へゆっくりシャンシャンと
鈴が走って行ったのだ!
外ではなく確かに目の前を走って行った。
そして今、
一番気になっているyoutuberが
リッチドックだ。
心霊界の革命かもしれない。
音を真似して喋るぬいぐるみを使って
部屋にいる霊たちと会話をしているのだ。
ちょっと前までは
質問に風船を割って答えていた霊たちが、
今では、このおしゃべりぬいぐるみで
直接言葉で答えてくれているのだ。
不思議なのは、霊の声は聞こえないのに
ぬいぐるみが喋り出す事だ。
人間には聞こえない音で
ぬいぐるみに喋っているのだろうか?
または念の力か?
また、リッチドックの宮本君の質問が
誠に的を得ていて、毎回霊界の謎が
少しづつ解けつつある。
スピリットボックスや
トリフィールドも無いよりはましだが、
このぬいぐるみのやり方は凄いと思う。
ただし大事なことがある。
それはそこにいる゛霊゛たちと
信頼関係を築いていないと
答えてはくれないと言うことである。
リッチドックは何ヶ月も前から
霊たちに敬意を払って接してきた。
それがこの結果を産んだのだろう。
いろいろ真似する奴らが出てきたが、
信頼関係無しでは成立しないので
ほとんどが゛やらせ゛であろう。
今、願うのは、この現象が
゛やらせ゛では無いと言う事だけ。
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