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ギターからピアノへ


自分の楽器を持って

一番嬉しかったのは

ギターを手にした時だった。

¥3000也のクラシックギター。

確か中1の頃だった。

枕元に置いて一緒に寝た。

ケメの真似をして

フォークの弦を張っていた。

(もちろん、その後

3ヶ月でネックが反ったのだが‥‥。)

毎日、教則本とにらめっこして

頑張っていたのだが、

いかんせん当時の本、

イケテナイ曲ばっかで

うんざりしてしまった。

そんな時、たくろうに出会った。

たくろうの本を買い込んで

毎日コードを覚えていった。

楽しかった。

コードだけ見ればなんでも弾けた。

そのうち本も要らなくなった。

レコードを聴きながら

カポを駆使してコピーしていった。

そうこうするうち

五輪真弓の「少女」を知った。

ショックだった。

かっこいい!!

(キャロルキングが弾いていた!)

俄然ピアノもやりたくなった。

覚えていたギターのコードを

地味にピアノに移していった。

ちょうどその頃、

音楽雑誌「ガッツ!」だかで

財津さんが

「ギターが弾ければピアノは簡単!」

と言っていた。

騙された。

その気になった。

ピアノばっか弾く日々になった。

もちろん家にはなかった。

なので音楽室のピアノを弾いていた。

そんな中2の年末、

親父が酔っ払って言った。

「ピアノ欲しいか?」

もちろん欲しいと言った。

そしたら親父、酔っ払ったまま

コサカ楽器に電話して

「いますぐ持ってくるなら買ってやる!」

とか言ったらしい。

忘年会の最中だった

コサカ楽器の有馬さん達は、

しょうがないから

ピアノを運んできたのだった。

ということで、

突然、家にピアノが来た

Shing118少年は、

その日からピアノ漬けの日々を

過ごすことになったのでした。

(その後、西田君の影響で

EL&Pに出会う事になります。)

ちゃんちゃん。

 
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中村紳一朗JAZZPIANO教室

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