時空を超えた???
中山市朗さんと西浦和さんの怪談会を聴きに新宿に行ってきた。
その時、怪異は起こった。
怪談会での怪異ではなく、そこに着くまでにそれは起こった。
始まるのが夜の12時からだったので夕飯を軽く食べてホテルでまったりしていた。気がつくと寝てしまっていて、時計(携帯)を見ると10:35pmだった。「しまった!」とかなり焦ってとっとと着替えを済ませゴールデン街の「赤花」に向かった。赤花のママにお土産を渡すためである。花園神社の脇からゴールデン街に入ったのだが、何故か赤花にたどり着けない。何度もぐるぐる回るのだが、赤花どころかシラムレンさえも見当たらないのだ。
こんなに時間を使っていると肝心な怪談会に間に合わないので、諦めて西武新宿駅方面に歩き出した。その時の時間が11:10pmだった。ちゃんと携帯で確かめた。さあそこからだ。西武新宿の辺りに着いてもう一度携帯を見た。9:00pm???なんで!?なんで2時間も時間が戻ってるの???携帯が壊れたのかと思って117に電話したらやっぱり9:00pmだった。
キツネにつままれた気分だ。なんだかヘンテコな気分だったが、もう一度ゴールデン街に戻った。そしたらすぐに赤花の前に出た。今度は時間がたっぷりあるので泡盛を4杯ゆっくり呑んで出て来た。ママともいっぱい喋った。
これは時空が歪んだからなのか?
思い起こしてみれば、最初彷徨ったゴールデン街が、なんだか様子が違っていたような気もする。道幅が少し狭くて少し「暗い」というか「もや」っていたような‥‥。面白い経験をしました。ただかなり高速で彷徨ったので未だに脚が痛いです。