インプロヴィゼイション


Ad-libと

インプロヴィゼイションとは違う。


Ad-libとは、

元になる曲なり

コード進行があり、

それに従って行うのに対し、


インプロヴィゼイションは

“無”から生み出す音楽だ。


キース(ジャレット)に言わせれば

「神が降りてくる。」らしい。


大昔、尚美の学祭で

“インプロヴィゼイション”

をやった。

ピアノの前に座り

最初に弾いた音を頼りに

どんどん音を紡いでいった。


不思議に思ったのは、

みんな”コレ”が出来なかった事。


ピアノ科はもちろん

JAZZ科の奴らにも

1人もいなかった。


おかげで大受けし

一躍時の人となった。

(1ヶ月くらいだけど‥)



どうして”コレ”が出来たのか?

実は中学の頃から

毎日やりまくっていた。


もともと楽譜が嫌いで

(見えづらいのもある)

最初から白鍵だけで

いろんな曲を探し弾きしたり

黒鍵だけで童謡なんかを

弾きまくっていたのだ。


高校の時は、学校に

“ピアノを弾く”ためだけに

通っていた。


音楽室のグランドピアノを

弾きまくるのだ。


もちろん弾くのは

白鍵ばかりで弾く

TVドラマ主題歌とか

流行歌、そして

黒鍵ばかりで弾く

“インプロヴィゼイション”!


2時間目あたりに早弁をして

昼休みには音楽室で

黒鍵“インプロヴィゼイション”だ。


「”黄河”やります!」とか言って

弾きまくっていた。


弁当を食べにきた女子達が

嫌やぁ〜な顔をして

次から次へと帰っていった。


でも、そんな事はいっさい

気にせず何十分でも弾き続けてた。


当時のアイドルは


キースエマーソン。


コピー出来ないから

雰囲気だけ真似して

“インプロヴィゼイション”

してた。


その後お江戸で

”キースジャレット”を知り

大ハマりして聴きまくった。


”ケルンコンサート”

”ソロコンサート”

”ステアケース”

”フェイシングユー”

etc‥。


「JAZZがやりたいんです。」

とか言って来る人達がいるが、

まずは例えばAm一発で

どれだけ弾けるか?が大事だ。


左手は、ラ ミ シ でいい。

Root 5th 9th だ。

それを適当に弾き

右手で“インプロヴィゼイション”

するのだ。


厳密に言えば“インプロヴィゼイション”

ではなくAd-libだが。


これが少なくとも2,30分弾けないなら

JAZZは諦めた方がいい。


メロディーをどんどん紡いで行くと

実はいろんな事も解ってくる。


Amにシやレ、ファ♯やソ♯が

かっこいい!のも

身体で感じられて来るのだ。


もちろんキースやチックの他に

プロコフィエフやラベルなども

聞き込んで、自分の耳を

肥やしていかないとダメだ。



何年か前の数年間、

即興演劇に音楽をつけていた。

もちろんその場でピアノを弾いた。


完全な“インプロヴィゼイション”だ。


が、後で知って傷ついたのは

演者達は演技の即興で頭がいっぱいで

音楽などまったく聴いていなかったらしい。


どうりで”丁々発止”

”コール&レスポンス”が

無かったもんなぁ‥。


でもアレでまた、

かなり鍛えられたなぁ‥。

イシハラQ。

天国で東と即興芝居

やってるかな。


また東にペッチン

されてるんだろうなぁ。

ちゃんちゃん。


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